2014年06月09日
「原市場コンロ改、燃焼実験」
こんばんわ、おちくんです。
この場を借りてお詫びします。
おちくんはまさか自分の記事にコメントが着いていたと思わず、コメントを頂いた方へのレスポンスが、最大20日も遅れてしまいました・・・。
masa44様、ラグ様、よっちゃん、本当に申し訳ありませんでした。そして、コメントありがとうございました。こんな抜けてる僕ですが、ご容赦頂けるなら、今後ともどうかよろしくお願いします・・・。
さて、初キャンプのレポの続きを書こうと思ったのですが、誰も読まないと思ったのでやっつけで書いてしまいました。
それではやはり失礼と思い、レポ③は下書きにして、(下書き機能があることも今朝知りました)キャンプ②でも紹介した空缶ストーブのその後をレポしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーー
5月28日夜。
家に帰ると長男が泣き喚いていた。
どうも、水疱瘡になってしまったようです。
29日にお友達の家に遊びに行くことを楽しみにしていたので、お友達の家に行きたいとごねているようでした。
かわいそうに・・・。
パパが河原に連れて行ってあげようね。
ママ「ダメに決まってるでしょ。」
・・・ですよね。
そんなわけで29日と30日、せっかくシフトで連休にしていたにも関わらず、家族サービスの機会は無くなってしまい、お家の掃除をしたり、模様替えをしたり、マリオカートで長男にボコボコに負けたりしながら29日を過ごしました。
おちくんの住む埼玉県には竜巻警報が出るなど、穏やかでない天気予報を見ながら、おちくんは考えていました。
ぴやっと河原に行って、ささっと薪を燃やして、にょそっと帰ってきたらどうだろうか・・・。
おちくんは奥様に言いました。
おちくん「夜河原に行ってきてもいいかな。」
ママ「行けば。」
・・・。
許可が出ました!
さっそくP君にLINEをします。
おちくん「焚火するから来て欲しいざんす」
P君「いいとも!」
許可が出ました!P君はいつでも仕事のシフトがあえばいいともなのです!嬉しいな嬉しいな。
しかし、特にアウトドアに傾倒している訳でもないP君と二人では幾分テンションに差が出ます。
知っての通り僕はコミュ障なので友達が少ないです。そんな中比較的声をかけやすい、職場の厨房で働くKさんにLINEします。
おちくん「前にもらって穴を空けただけの空缶で焚火するから夜河原に来て下さい」
Kさん「相変わらず唐突だな。失礼ややつめ。俺明日4時出勤なんだぞ」
おちくん「・・・そこをなんとか。では夜でなく17時にします。P君も来ます。」
Kさん「うーん、しゃあねえな。了解。」
おちくん「ありがとう(えらそうなやつめ)」
16時。水疱瘡の長男を心配して少し早く来てくれたP君。
ご丁寧にマカロンを頂きました。いいやつだなーホント。
僕はマカロン嫌いなので食べませんでしたが。
長男に大人二人がマリオカートでボコボコに負けた後、P君とおちやま家を出発。近くのスーパーでKさんを拾う。
Kさんあんまり乗り気じゃなかったくせに、魚を焼こうぜ!とか蛸を焼こうぜ!とか、色々と食材を焼いて食べようみたいなことを言い出す。
僕としては火力は前のキャンプでなんとなくわかってたし、火のつく速さとか煙が出ないかとかそういうの見られればいいと思ってたので、ウィンナーとミニミニラーメンしか籠に入れなかったんですが、Kさんはやれタケノコが美味いだの、豚は危ないから牛肉買おうだの、
おいおい、BBQやる気ですか!
(乗り気じゃなかったくせに)
まあ一応網も持って来たので、せっかくだからーってんで、ちょっといいソーセージと、アスパラ、タケノコ、ピーマン、それとP君のリクエストで牛タン(タイムセールだったの)を買いました。
河原に到着。
誰もいない。
早速、改良原市場コンロを取り出します。
改良と言っても、穴を一列半増やしただけです。
キャプスタの廃盤品、「グラン焚火台」
みたいなワイルドさを目指しました!
隣にバーゴも置いてみました。
では・・・
新聞紙を井桁に組んで、
井桁に・・・
いげた・・・
井桁に組めない・・・
ま、真ん中空気が通ればいいっしょ!
もたもたしてたら日が暮れるっしょ!
着火するっしょ!
枯れ草入れるっしょ!
小枝入れるっしょ!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ燃えたーっ!
バーゴそっちのけで原市場コンロにみんな夢中!
薪があっという間に灰になってしまいます。
うーん・・・???
煙が出ないのはちゃんと燃焼してる証だと思うので、焚火缶としてはまずまずだと思うのですが、これだとまたすぐに灰で空気穴が詰まってしまうんではないか??
Kさん「いい感じになったから野菜焼こうぜ。おちくん炭無いの?」
燃え盛る炎の上に食材置く訳にはいきません。熾火になるのを待つか炭を投入するのがよいと思うのですが・・・
★100均の豆炭(石炭の粉固めたやつ)しかない。
これって、コンロに入れても大丈夫なのなかなあ。
ダッチオーブンの蓋加熱とかに使ってるイメージあるんだけど、燃やしたガスとか有害じゃ無いのかなあー
ううーんわからん!入れてしまえ!(←ググれよ)
ぽいっ
モクモク・・・
なんか少しだけど黒い煙出てるような。
本当に平気かこれ??
そうだ!
河原のあちこちで直火してた跡が悲しいことに点在してるから、そこに炭が落ちてないか見てみよう!
探してみたらあるわあるわ・・・。
嬉しいやら悲しいやら。
河原のゴミ拾いを兼ねておっきな炭も細かい炭も拾って、原市場コンロに投入。(今考えると備長炭が混じってたら危なかった。)
Kさん「炭は入れたがおちくん、団扇は無いの?」
盲点でした。おちくんは団扇を忘れました。
Kさん「なんかあおぐものないのかよ。」
おちくん「座布団なら・・・」
Kさん「なんで座布団が入ってるんだよ・・・」
しばらくおちくんが座布団でバフバフやっていると炭に火がつき、程なくいい感じの熾火になったので、野菜を焼きました。
よっちゃんのブログで教えて頂いたピーマン丸焼きやってみたら、普通に切って開いて焼くのと全然違い、ジューシーでとっても美味しかったです!
ピーマン、アスパラ、牛タン(特売)、蛸・・・
浜焼きしている漁師さんの気分です。
ちなみに調味料はポン酢しかありませんでした。
P君「お塩があると、なお良かったねえ」
おちくん「そうだねえー。でも、美味いね!」
そうこうしているうちにだんだん日が暮れ・・・
星が適当に輝き(写真は無い)・・・
僕はランタンを忘れたことに気づきました・・・。
Kさん「どうすんだよ!真っ暗じゃねえか!」
おちくん「・・・盲点でした。」
P君がiPhoneで照らしてくれる中、おちくんは車の中を漁り、ママが緊急時用に用意していたペン型のLEDを見っけました。
明るくなったけど・・・
何だか雰囲気出ないなあ。
えふぇっ! えふぇっ!
変な音が聞こえます。
えふぇふ!えふぇふ!
・・・エフエフ?(僕はⅢ派です)
P君「えふぇしょ!えへぇーっしょ!」
P君でした。
おちくん「どうしたP君。寒いの?」
P君「やー、この鼻水の垂れ方は、花粉症だな。ずびびー」
そういえば前のキャンプの時も彼はこんなくしゃみを、していました。
あの時は周りが森だったからかと思っていたのだけれど・・・このなーんも無い河原で発症するということは・・・??
僕はダンボールに入っている会社の裏に生えていた杉を切った物に目をやりました。
おちくん「えと、お、お大事に。」
Kさん「その薪が原因だろ!」
おちくんも流石に気づきました。
申し訳なく思ったおちくんはイワタニジュニアバーナーでお湯を沸かし、皆にミニミニラーメンを振る舞います。
お外で食べるラーメンは、
なあんでこんなに美味しいんだろ♪
P君のくしゃみは少なくならないけど、薪が少なくなり始めた頃。
なんだか煙がちょこちょこあがるようになりました。
不完全燃焼?
P君の鼻水ティッシュを投入したのが原因!ではなさそう。
そうか、灰が溜まったんだ。キャンプの時もあったな。
コンロは小さく、杉はすぐに燃え尽きてしまうのか、やたら灰が溜まってしまうのでした。
市販の焚火台であれば、灰受けがあり、そこから灰を出すことが出来ますが、原市場コンロには穴しかありません。これは盲点でした。
おちくん「Kさん、そのコンロ持ってひっくり返してくれませんか。」
Kさん「わかった。よいしょ。って出来るか!熱いっつの!お前がやれよ!」
原市場コンロは持ち手が無いので触ることが出来ません。
これも盲点でした。
おちくんはおもむろにリュックの中を漁り・・・・あれ?
またチャックを閉めて車に戻しました。
おちくん「プライヤーも忘れた」
Kさん「何が入ってるんだよ!そのでかいリュックは!」
おちくん「折りたたみ笠と、ノートと、エコバッグと、ゴミ袋と、イワタニジュニアバーナーと、バーゴと、ノコギリ。あと肉トングといろはすのペットボトル。」
Kさん「・・・本当に役に立たんやつめ。」
おちくん「ジュニアバーナーはあってよかったでしょ。」
結局軍手を重ねて着用し、薪を出して灰だけをバケツにひっくり返しました。
おおー、結構入ってた。灰だけに。
・・・・。
一陣の風が吹き、LEDの電池が切れました・・・。
ま、こんなもんだろう。
時刻は20時半。そろそろ残った薪でソーセージ焼いて食べて退散っしょ!
そう思っていたらスマホのライトでダンボールを照らしていたKさんが何かに気づきました。
Kさん「おちくん、このぶっとい木は何?」
Kさんが見つけたのは僕がキャンプの帰りに拾ったなんな長くて太くて硬くて重い薪でした。
Kさん「この長くて太くて硬いの燃やそうぜ。ノコギリ貸してよ。」
おちくん「えっ、Kさんの長くて太くて硬い物をノコギリで切って燃やすんですか? そーゆーの間に合ってますから一人でおやんなさい。」
Kさん「バカが!お前の細くて短くて柔らかい薪を切ってやろうか!!!」
おちくん「間に合ってます。」
何と無く一度取ったソーセージを皿に戻しました。
最後に燃やしたその薪は、いい薪だったみたいです。
コンロが小さいので切らなければいけなかったけど、長く燃えて、煙も出ませんでした。そしてKさんが狭い缶の中でコロコロ転がしてくれたおかげで、しっかり灰になりました。
P君「燃やしたね。」
おちくん「うん燃やしたなー。満足だ。」
Kさん「灰を出す穴が必要だな。空気もより取り込めるからしたの方に空けるといいな。あと、やっぱり薪はいい薪じゃないとダメだ。火は一度着いたらあんまり動かさない方がいいなんて言う人もいるけど、ある程度ちゃんと火のお世話をしてあげなきゃダメなんだよ、おそらく。」
・・・Kさんが勝手に反省会を始めたので僕とP君は片付けを始めました。消し炭も濡れた新聞紙に包んで持って帰りましたよ。(その後もう一度水に一晩つけてからゴミに出しました)
原市場コンロは言うなれば火遊び道具の部類。薪を割ったり足したり、手を掛けることが面白い。(バーゴほったらかしだったけど)
キャンプで焚き火を囲みながら、自然を感じながら、家族や、友達と色んな話がしたいなら・・・安定して燃える逆四角錐の焚き火台が必要なのかなあ・・・と感じました。
おしまい。
この場を借りてお詫びします。
おちくんはまさか自分の記事にコメントが着いていたと思わず、コメントを頂いた方へのレスポンスが、最大20日も遅れてしまいました・・・。
masa44様、ラグ様、よっちゃん、本当に申し訳ありませんでした。そして、コメントありがとうございました。こんな抜けてる僕ですが、ご容赦頂けるなら、今後ともどうかよろしくお願いします・・・。
さて、初キャンプのレポの続きを書こうと思ったのですが、誰も読まないと思ったのでやっつけで書いてしまいました。
それではやはり失礼と思い、レポ③は下書きにして、(下書き機能があることも今朝知りました)キャンプ②でも紹介した空缶ストーブのその後をレポしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーー
5月28日夜。
家に帰ると長男が泣き喚いていた。
どうも、水疱瘡になってしまったようです。
29日にお友達の家に遊びに行くことを楽しみにしていたので、お友達の家に行きたいとごねているようでした。
かわいそうに・・・。
パパが河原に連れて行ってあげようね。
ママ「ダメに決まってるでしょ。」
・・・ですよね。
そんなわけで29日と30日、せっかくシフトで連休にしていたにも関わらず、家族サービスの機会は無くなってしまい、お家の掃除をしたり、模様替えをしたり、マリオカートで長男にボコボコに負けたりしながら29日を過ごしました。
おちくんの住む埼玉県には竜巻警報が出るなど、穏やかでない天気予報を見ながら、おちくんは考えていました。
ぴやっと河原に行って、ささっと薪を燃やして、にょそっと帰ってきたらどうだろうか・・・。
おちくんは奥様に言いました。
おちくん「夜河原に行ってきてもいいかな。」
ママ「行けば。」
・・・。
許可が出ました!
さっそくP君にLINEをします。
おちくん「焚火するから来て欲しいざんす」
P君「いいとも!」
許可が出ました!P君はいつでも仕事のシフトがあえばいいともなのです!嬉しいな嬉しいな。
しかし、特にアウトドアに傾倒している訳でもないP君と二人では幾分テンションに差が出ます。
知っての通り僕はコミュ障なので友達が少ないです。そんな中比較的声をかけやすい、職場の厨房で働くKさんにLINEします。
おちくん「前にもらって穴を空けただけの空缶で焚火するから夜河原に来て下さい」
Kさん「相変わらず唐突だな。失礼ややつめ。俺明日4時出勤なんだぞ」
おちくん「・・・そこをなんとか。では夜でなく17時にします。P君も来ます。」
Kさん「うーん、しゃあねえな。了解。」
おちくん「ありがとう(えらそうなやつめ)」
16時。水疱瘡の長男を心配して少し早く来てくれたP君。
ご丁寧にマカロンを頂きました。いいやつだなーホント。
僕はマカロン嫌いなので食べませんでしたが。
長男に大人二人がマリオカートでボコボコに負けた後、P君とおちやま家を出発。近くのスーパーでKさんを拾う。
Kさんあんまり乗り気じゃなかったくせに、魚を焼こうぜ!とか蛸を焼こうぜ!とか、色々と食材を焼いて食べようみたいなことを言い出す。
僕としては火力は前のキャンプでなんとなくわかってたし、火のつく速さとか煙が出ないかとかそういうの見られればいいと思ってたので、ウィンナーとミニミニラーメンしか籠に入れなかったんですが、Kさんはやれタケノコが美味いだの、豚は危ないから牛肉買おうだの、
おいおい、BBQやる気ですか!
(乗り気じゃなかったくせに)
まあ一応網も持って来たので、せっかくだからーってんで、ちょっといいソーセージと、アスパラ、タケノコ、ピーマン、それとP君のリクエストで牛タン(タイムセールだったの)を買いました。
河原に到着。
誰もいない。
早速、改良原市場コンロを取り出します。
改良と言っても、穴を一列半増やしただけです。
キャプスタの廃盤品、「グラン焚火台」
みたいなワイルドさを目指しました!
隣にバーゴも置いてみました。
では・・・
新聞紙を井桁に組んで、
井桁に・・・
いげた・・・
井桁に組めない・・・
ま、真ん中空気が通ればいいっしょ!
もたもたしてたら日が暮れるっしょ!
着火するっしょ!
枯れ草入れるっしょ!
小枝入れるっしょ!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ燃えたーっ!
バーゴそっちのけで原市場コンロにみんな夢中!
薪があっという間に灰になってしまいます。
うーん・・・???
煙が出ないのはちゃんと燃焼してる証だと思うので、焚火缶としてはまずまずだと思うのですが、これだとまたすぐに灰で空気穴が詰まってしまうんではないか??
Kさん「いい感じになったから野菜焼こうぜ。おちくん炭無いの?」
燃え盛る炎の上に食材置く訳にはいきません。熾火になるのを待つか炭を投入するのがよいと思うのですが・・・
★100均の豆炭(石炭の粉固めたやつ)しかない。
これって、コンロに入れても大丈夫なのなかなあ。
ダッチオーブンの蓋加熱とかに使ってるイメージあるんだけど、燃やしたガスとか有害じゃ無いのかなあー
ううーんわからん!入れてしまえ!(←ググれよ)
ぽいっ
モクモク・・・
なんか少しだけど黒い煙出てるような。
本当に平気かこれ??
そうだ!
河原のあちこちで直火してた跡が悲しいことに点在してるから、そこに炭が落ちてないか見てみよう!
探してみたらあるわあるわ・・・。
嬉しいやら悲しいやら。
河原のゴミ拾いを兼ねておっきな炭も細かい炭も拾って、原市場コンロに投入。(今考えると備長炭が混じってたら危なかった。)
Kさん「炭は入れたがおちくん、団扇は無いの?」
盲点でした。おちくんは団扇を忘れました。
Kさん「なんかあおぐものないのかよ。」
おちくん「座布団なら・・・」
Kさん「なんで座布団が入ってるんだよ・・・」
しばらくおちくんが座布団でバフバフやっていると炭に火がつき、程なくいい感じの熾火になったので、野菜を焼きました。
よっちゃんのブログで教えて頂いたピーマン丸焼きやってみたら、普通に切って開いて焼くのと全然違い、ジューシーでとっても美味しかったです!
ピーマン、アスパラ、牛タン(特売)、蛸・・・
浜焼きしている漁師さんの気分です。
ちなみに調味料はポン酢しかありませんでした。
P君「お塩があると、なお良かったねえ」
おちくん「そうだねえー。でも、美味いね!」
そうこうしているうちにだんだん日が暮れ・・・
星が適当に輝き(写真は無い)・・・
僕はランタンを忘れたことに気づきました・・・。
Kさん「どうすんだよ!真っ暗じゃねえか!」
おちくん「・・・盲点でした。」
P君がiPhoneで照らしてくれる中、おちくんは車の中を漁り、ママが緊急時用に用意していたペン型のLEDを見っけました。
明るくなったけど・・・
何だか雰囲気出ないなあ。
えふぇっ! えふぇっ!
変な音が聞こえます。
えふぇふ!えふぇふ!
・・・エフエフ?(僕はⅢ派です)
P君「えふぇしょ!えへぇーっしょ!」
P君でした。
おちくん「どうしたP君。寒いの?」
P君「やー、この鼻水の垂れ方は、花粉症だな。ずびびー」
そういえば前のキャンプの時も彼はこんなくしゃみを、していました。
あの時は周りが森だったからかと思っていたのだけれど・・・このなーんも無い河原で発症するということは・・・??
僕はダンボールに入っている会社の裏に生えていた杉を切った物に目をやりました。
おちくん「えと、お、お大事に。」
Kさん「その薪が原因だろ!」
おちくんも流石に気づきました。
申し訳なく思ったおちくんはイワタニジュニアバーナーでお湯を沸かし、皆にミニミニラーメンを振る舞います。
お外で食べるラーメンは、
なあんでこんなに美味しいんだろ♪
P君のくしゃみは少なくならないけど、薪が少なくなり始めた頃。
なんだか煙がちょこちょこあがるようになりました。
不完全燃焼?
P君の鼻水ティッシュを投入したのが原因!ではなさそう。
そうか、灰が溜まったんだ。キャンプの時もあったな。
コンロは小さく、杉はすぐに燃え尽きてしまうのか、やたら灰が溜まってしまうのでした。
市販の焚火台であれば、灰受けがあり、そこから灰を出すことが出来ますが、原市場コンロには穴しかありません。これは盲点でした。
おちくん「Kさん、そのコンロ持ってひっくり返してくれませんか。」
Kさん「わかった。よいしょ。って出来るか!熱いっつの!お前がやれよ!」
原市場コンロは持ち手が無いので触ることが出来ません。
これも盲点でした。
おちくんはおもむろにリュックの中を漁り・・・・あれ?
またチャックを閉めて車に戻しました。
おちくん「プライヤーも忘れた」
Kさん「何が入ってるんだよ!そのでかいリュックは!」
おちくん「折りたたみ笠と、ノートと、エコバッグと、ゴミ袋と、イワタニジュニアバーナーと、バーゴと、ノコギリ。あと肉トングといろはすのペットボトル。」
Kさん「・・・本当に役に立たんやつめ。」
おちくん「ジュニアバーナーはあってよかったでしょ。」
結局軍手を重ねて着用し、薪を出して灰だけをバケツにひっくり返しました。
おおー、結構入ってた。灰だけに。
・・・・。
一陣の風が吹き、LEDの電池が切れました・・・。
ま、こんなもんだろう。
時刻は20時半。そろそろ残った薪でソーセージ焼いて食べて退散っしょ!
そう思っていたらスマホのライトでダンボールを照らしていたKさんが何かに気づきました。
Kさん「おちくん、このぶっとい木は何?」
Kさんが見つけたのは僕がキャンプの帰りに拾ったなんな長くて太くて硬くて重い薪でした。
Kさん「この長くて太くて硬いの燃やそうぜ。ノコギリ貸してよ。」
おちくん「えっ、Kさんの長くて太くて硬い物をノコギリで切って燃やすんですか? そーゆーの間に合ってますから一人でおやんなさい。」
Kさん「バカが!お前の細くて短くて柔らかい薪を切ってやろうか!!!」
おちくん「間に合ってます。」
何と無く一度取ったソーセージを皿に戻しました。
最後に燃やしたその薪は、いい薪だったみたいです。
コンロが小さいので切らなければいけなかったけど、長く燃えて、煙も出ませんでした。そしてKさんが狭い缶の中でコロコロ転がしてくれたおかげで、しっかり灰になりました。
P君「燃やしたね。」
おちくん「うん燃やしたなー。満足だ。」
Kさん「灰を出す穴が必要だな。空気もより取り込めるからしたの方に空けるといいな。あと、やっぱり薪はいい薪じゃないとダメだ。火は一度着いたらあんまり動かさない方がいいなんて言う人もいるけど、ある程度ちゃんと火のお世話をしてあげなきゃダメなんだよ、おそらく。」
・・・Kさんが勝手に反省会を始めたので僕とP君は片付けを始めました。消し炭も濡れた新聞紙に包んで持って帰りましたよ。(その後もう一度水に一晩つけてからゴミに出しました)
原市場コンロは言うなれば火遊び道具の部類。薪を割ったり足したり、手を掛けることが面白い。(バーゴほったらかしだったけど)
キャンプで焚き火を囲みながら、自然を感じながら、家族や、友達と色んな話がしたいなら・・・安定して燃える逆四角錐の焚き火台が必要なのかなあ・・・と感じました。
おしまい。
2014年05月30日
【武甲キャンプ場】 ②設営→着火編
5月5日。
P君が夜勤明けだということがわかったので、おちくんは断腸の思いでこう言いました。
おちくん「電車で横瀬駅まで来てくれないか。」
P君「いいともー!」
いいともは終わりましたが、P君はいいともだったので、僕らはP君を置いて朝8時に出て武甲キャンプ場を目指すことにしました。
羊山公園の30キロとも言われる渋滞には、この時間に出た場合には遭遇しませんでした。近くのスーパーで時間を潰して、キャンプ場に到着。
Sさん母娘とも合流しました。
「sちゃあああーん!sちゃああああーん!」
Sさんの娘を便宜上小文字でsちゃんと表記しますが。長男がsちゃんを見た時の興奮が半端ではありません。窓から乗り出して落ちるんじゃないかと思うくらいsちゃんの名を呼んで興奮していました。
落ち着け。
Sさん母娘と合流し、受付を済ませると、大量の鯉のぼりが僕らの目に飛び込んで来ました。
わあ、すげえ。
おちくんは思わずカメラを構えましたが、手が滑って落ちました。
さて、ぐるっとサイトを一周しましたが、ゴールデンウィークということもあってか、かなり、賑わってました。
下調べの段階では(失礼)なのかな、と思っていましたが、雰囲気のあるキャンプ場で、家族連れあり、カップルあり、キャンピングカーの人ありでなかなかどうして賑わってるじゃあありませんか。
よかったー!と思いながら自分らのサイトに行くと、まだ前の人達が撤収作業をしていました。
現在10時半。11時チェックアウトだから、待ちましょう!
僕らは近くに車を止めて子供達と川に遊びに行きました。
川に入るにあたり、ニュースでよくやってるような水難事故のことを考え、フローティングジャケットを二人分持って来ていたのれす。
さあ!存分に川遊びするがいい!
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
川。何して遊べばいいの?
長年インドアだったおちくんには、川で何をして遊んだらいいか的確に教えてあげることができません。
右往左往している間にSさんが言いました。
Sさん「そろそろ11時だし、おちくんとママはサイトの準備してきなよ。子供達はあたしが見てるから。」
はーい!
言われるがままに、おちくんとママと次男は再び指定のサイトへ戻りました。
が、
11時を過ぎても、前の方々は一向に車を動かす気配がありません。
まあ、原則、11時だから。
少しくらい遅れても、そこはお互い様だよね。
15分経過。
撤収は終わっているようだけど、車が動かない・・・どうして??
どうやら、そのサイトと隣のサイトとそのまた隣のサイト。三家族で来ていたようで、他の家族の撤収を手伝っていたために車がどかなかったようなのです。
ママ「パパ!車だけでもどかしてもらわないとお昼ご飯に間に合わないよ!」
おちくん「え!わ、わかってるけど・・・」
おちくんはインドア生活が長いコミュ障なのであのーどいて下さいと言いにくい。
もじもじしてたら、先に先方から切り出されてしまった。
先方さん「あ、ごめんなさいね。もうすぐどきますから」
おちくん「あ、いえ、はい、ごゆっくり・・・」
ママ「パパ何してんの!ごゆっくりじゃないでしょ!車だけでもどかしてもらわないと!」
おちくん「あ、でも、、えーと」
そんなグダグダな感じで再度先方さんの元へ。
おちくん「あの、その、あのーそのー」
先方さん「あ、車ですね。わかりました。すぐどかします」
ブロロロー
いい人だった・・・。やはり、キャンプ好きに悪い人はいない・・・。
てかはじめからこう言えばよかった。
そんなこんなでようやく設営開始。
まずは、
まずは・・・
まずは・・・・・テント?タープ?どっちから張ればいいんだ???
ママ「パパ、どっちから張るの?テント?タープ?」
おちくん「えーと、じゃあ、テント。」
ママ「雨降りそうだよ。設営簡単なんだから、タープ先に張ったほうがいいんじゃない?」
おちくん「えーと、でも、タープは場所取るし、出来れば、その」
そこにSさんが帰ってきた。
Sさん「いやー、やることなくなっちゃった。あれ?まだ何にもしてないの?」
ママ「前の人が撤収ゆっくりで、これからなのよ。」
おちくんの心がズキと痛んだ。
Sさん「そっか。おちくん!指示出して!何からやればいい?」
おちくん「えーと、じゃ、じゃあ、テント張りますんで、テントを出して下さい。」
Sさん「テントどこにあるの?」
おちくん「車の、トランクの、左の、上の、」
Sさん「・・・・」
ママ「・・・・(溜息)」
まあそんなこんな色々ありながら、どうにか設営。
おちくんの仕事場での要領の悪さがここでも出た印象。
うっ、狭い。
テントとタープの間が十分に取れず、せっかくテントに着いてるタープ部も、接合できず妻が洗濯バサミでタープに留めました。
かっこ悪・・・。
オシャレキャンパーの皆さんがきっと笑ってる・・・。
ママ「さ、次は何するの?」
おちくん「あ、じゃあ、お昼は焼きそばだから、ツーバーナーとスタンドを、設置します。」
Sさん「ツーバーナーって?」
おちくん「えーと、バーナーが、二つついている・・・アタッシュケース大の・・・えんじ色の・・・」
Sさん「どこにあるの?」
おちくん「えーとトランクの右の、奥の、BBQコンロの奥の、左の、上の、」
ママ「持ってきて。」
おちくん「・・・はい。すみません」
そんなこんなでなんとか設営が終わり、おちくんはBBQコンロの炭火おこしを始めました。
今回おちくんが目標としたことの中に、「着火剤を使わない」というものがありました。
BBQはなるべく便利にと思ってやってきましたが、キャンプを始めようと思った時に、3.11の震災の影響もあり、なるべく便利な物を使わないで煮炊きが出来るようでなくてはと思ったのです。
これまでのBBQですと、
炭を乗っけた着火剤に火をつける→発泡スチロールの蓋でバフバフ仰ぐ→あっという間に炭に火がつく→おちくんすごーい
という流れが多かったので、今回は着火剤の代わりに新聞紙を丸めたものを使ったんですね。
ところが、これが着火剤とは違い、強く仰ぐと火が消えてしまう!新聞紙→炭は黒炭の消し炭でしたが、なかなか着火しない!
なんどもチャッカマンかちかちしているうちに、Sさんが言いました。
Sさん「いきなり炭に着火するのは無理じゃない?新聞紙から枯れ草とか、小枝とかに火を移して大きくしてからじゃないと」
カチーン
おちくん「そ、そんなことないもん。この、新聞紙を折って丸めたのがちゃんと燃えれば、今までだって、ついたし・・・バフバフ」
Sさん「ふーん・・・。ねえ、こっちの缶にも火を入れるの?やってもいい??」
↑Sさんが指差したのは、おちくんが1年ほど前にネイチャーストーブに憧れて職場の厨房でもらった缶に穴を空けただけの素人コンロでした。火が燃えるしくみもようわからず、とりあえず穴を空けただけの缶だったので空気が入らず煙ばかりでちっとも燃えなかったのを覚えてぃす。
今回は100均で買った網を曲げてロストルを追加してみたのですが、空気の取り込み口が少ないのには変わり無いので、上手く燃えるとは思えません。
おちくん「やってもいいけど、それ手作りだからそんな燃えないと思うよ。」
Sさん「ふーんそうなんだ。あたしこういう、地味な作業大好き!」
そう言うとSさんは空き缶コンロに新聞紙を捻じって入れて、枯れ草、おちくんが予め持ってきた枝
を丁寧にちぎって着火し、そよそよと空気を送り込んで行きました。
すると、おちくんのBBQコンロよりも先に、勢い良く炎があがり始めたではありませんか。
ふ、ふん、どうせすぐに消えちゃうもんね。
負け惜しみを言っていると、Sさんはポイポイ炭を入れて、あっという間に熾火を作ってしまいました。
おちくん「・・・・。」
Sさん「わあー!やったー!これもう使えるよね!とりあえずお湯沸かしていいかな!お茶飲みたいじゃない?」
おちくん「・・・・・・・。」
おちくんは、しばらく子供のように、拗ねていたが、やがて煙ばかりが出ているコンロに枯れ草と小枝を投入し、炎が上がったところで、炭を投げ入れた。
・・・・・・ちきしょう!!
つづく
P君が夜勤明けだということがわかったので、おちくんは断腸の思いでこう言いました。
おちくん「電車で横瀬駅まで来てくれないか。」
P君「いいともー!」
いいともは終わりましたが、P君はいいともだったので、僕らはP君を置いて朝8時に出て武甲キャンプ場を目指すことにしました。
羊山公園の30キロとも言われる渋滞には、この時間に出た場合には遭遇しませんでした。近くのスーパーで時間を潰して、キャンプ場に到着。
Sさん母娘とも合流しました。
「sちゃあああーん!sちゃああああーん!」
Sさんの娘を便宜上小文字でsちゃんと表記しますが。長男がsちゃんを見た時の興奮が半端ではありません。窓から乗り出して落ちるんじゃないかと思うくらいsちゃんの名を呼んで興奮していました。
落ち着け。
Sさん母娘と合流し、受付を済ませると、大量の鯉のぼりが僕らの目に飛び込んで来ました。
わあ、すげえ。
おちくんは思わずカメラを構えましたが、手が滑って落ちました。
さて、ぐるっとサイトを一周しましたが、ゴールデンウィークということもあってか、かなり、賑わってました。
下調べの段階では(失礼)なのかな、と思っていましたが、雰囲気のあるキャンプ場で、家族連れあり、カップルあり、キャンピングカーの人ありでなかなかどうして賑わってるじゃあありませんか。
よかったー!と思いながら自分らのサイトに行くと、まだ前の人達が撤収作業をしていました。
現在10時半。11時チェックアウトだから、待ちましょう!
僕らは近くに車を止めて子供達と川に遊びに行きました。
川に入るにあたり、ニュースでよくやってるような水難事故のことを考え、フローティングジャケットを二人分持って来ていたのれす。
さあ!存分に川遊びするがいい!
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
川。何して遊べばいいの?
長年インドアだったおちくんには、川で何をして遊んだらいいか的確に教えてあげることができません。
右往左往している間にSさんが言いました。
Sさん「そろそろ11時だし、おちくんとママはサイトの準備してきなよ。子供達はあたしが見てるから。」
はーい!
言われるがままに、おちくんとママと次男は再び指定のサイトへ戻りました。
が、
11時を過ぎても、前の方々は一向に車を動かす気配がありません。
まあ、原則、11時だから。
少しくらい遅れても、そこはお互い様だよね。
15分経過。
撤収は終わっているようだけど、車が動かない・・・どうして??
どうやら、そのサイトと隣のサイトとそのまた隣のサイト。三家族で来ていたようで、他の家族の撤収を手伝っていたために車がどかなかったようなのです。
ママ「パパ!車だけでもどかしてもらわないとお昼ご飯に間に合わないよ!」
おちくん「え!わ、わかってるけど・・・」
おちくんはインドア生活が長いコミュ障なのであのーどいて下さいと言いにくい。
もじもじしてたら、先に先方から切り出されてしまった。
先方さん「あ、ごめんなさいね。もうすぐどきますから」
おちくん「あ、いえ、はい、ごゆっくり・・・」
ママ「パパ何してんの!ごゆっくりじゃないでしょ!車だけでもどかしてもらわないと!」
おちくん「あ、でも、、えーと」
そんなグダグダな感じで再度先方さんの元へ。
おちくん「あの、その、あのーそのー」
先方さん「あ、車ですね。わかりました。すぐどかします」
ブロロロー
いい人だった・・・。やはり、キャンプ好きに悪い人はいない・・・。
てかはじめからこう言えばよかった。
そんなこんなでようやく設営開始。
まずは、
まずは・・・
まずは・・・・・テント?タープ?どっちから張ればいいんだ???
ママ「パパ、どっちから張るの?テント?タープ?」
おちくん「えーと、じゃあ、テント。」
ママ「雨降りそうだよ。設営簡単なんだから、タープ先に張ったほうがいいんじゃない?」
おちくん「えーと、でも、タープは場所取るし、出来れば、その」
そこにSさんが帰ってきた。
Sさん「いやー、やることなくなっちゃった。あれ?まだ何にもしてないの?」
ママ「前の人が撤収ゆっくりで、これからなのよ。」
おちくんの心がズキと痛んだ。
Sさん「そっか。おちくん!指示出して!何からやればいい?」
おちくん「えーと、じゃ、じゃあ、テント張りますんで、テントを出して下さい。」
Sさん「テントどこにあるの?」
おちくん「車の、トランクの、左の、上の、」
Sさん「・・・・」
ママ「・・・・(溜息)」
まあそんなこんな色々ありながら、どうにか設営。
おちくんの仕事場での要領の悪さがここでも出た印象。
うっ、狭い。
テントとタープの間が十分に取れず、せっかくテントに着いてるタープ部も、接合できず妻が洗濯バサミでタープに留めました。
かっこ悪・・・。
オシャレキャンパーの皆さんがきっと笑ってる・・・。
ママ「さ、次は何するの?」
おちくん「あ、じゃあ、お昼は焼きそばだから、ツーバーナーとスタンドを、設置します。」
Sさん「ツーバーナーって?」
おちくん「えーと、バーナーが、二つついている・・・アタッシュケース大の・・・えんじ色の・・・」
Sさん「どこにあるの?」
おちくん「えーとトランクの右の、奥の、BBQコンロの奥の、左の、上の、」
ママ「持ってきて。」
おちくん「・・・はい。すみません」
そんなこんなでなんとか設営が終わり、おちくんはBBQコンロの炭火おこしを始めました。
今回おちくんが目標としたことの中に、「着火剤を使わない」というものがありました。
BBQはなるべく便利にと思ってやってきましたが、キャンプを始めようと思った時に、3.11の震災の影響もあり、なるべく便利な物を使わないで煮炊きが出来るようでなくてはと思ったのです。
これまでのBBQですと、
炭を乗っけた着火剤に火をつける→発泡スチロールの蓋でバフバフ仰ぐ→あっという間に炭に火がつく→おちくんすごーい
という流れが多かったので、今回は着火剤の代わりに新聞紙を丸めたものを使ったんですね。
ところが、これが着火剤とは違い、強く仰ぐと火が消えてしまう!新聞紙→炭は黒炭の消し炭でしたが、なかなか着火しない!
なんどもチャッカマンかちかちしているうちに、Sさんが言いました。
Sさん「いきなり炭に着火するのは無理じゃない?新聞紙から枯れ草とか、小枝とかに火を移して大きくしてからじゃないと」
カチーン
おちくん「そ、そんなことないもん。この、新聞紙を折って丸めたのがちゃんと燃えれば、今までだって、ついたし・・・バフバフ」
Sさん「ふーん・・・。ねえ、こっちの缶にも火を入れるの?やってもいい??」
↑Sさんが指差したのは、おちくんが1年ほど前にネイチャーストーブに憧れて職場の厨房でもらった缶に穴を空けただけの素人コンロでした。火が燃えるしくみもようわからず、とりあえず穴を空けただけの缶だったので空気が入らず煙ばかりでちっとも燃えなかったのを覚えてぃす。
今回は100均で買った網を曲げてロストルを追加してみたのですが、空気の取り込み口が少ないのには変わり無いので、上手く燃えるとは思えません。
おちくん「やってもいいけど、それ手作りだからそんな燃えないと思うよ。」
Sさん「ふーんそうなんだ。あたしこういう、地味な作業大好き!」
そう言うとSさんは空き缶コンロに新聞紙を捻じって入れて、枯れ草、おちくんが予め持ってきた枝
を丁寧にちぎって着火し、そよそよと空気を送り込んで行きました。
すると、おちくんのBBQコンロよりも先に、勢い良く炎があがり始めたではありませんか。
ふ、ふん、どうせすぐに消えちゃうもんね。
負け惜しみを言っていると、Sさんはポイポイ炭を入れて、あっという間に熾火を作ってしまいました。
おちくん「・・・・。」
Sさん「わあー!やったー!これもう使えるよね!とりあえずお湯沸かしていいかな!お茶飲みたいじゃない?」
おちくん「・・・・・・・。」
おちくんは、しばらく子供のように、拗ねていたが、やがて煙ばかりが出ているコンロに枯れ草と小枝を投入し、炎が上がったところで、炭を投げ入れた。
・・・・・・ちきしょう!!
つづく
2014年05月26日
今日は天気があいにくでしたね。
腹市場コンロの燃焼実験したかったなあ。
腹市場コンロの詳細については、近々キャンプ編でお伝えします!
腹市場コンロの詳細については、近々キャンプ編でお伝えします!
Posted by おちやまおちお at
18:05
│Comments(0)
2014年05月22日
【武甲キャンプ場】①予約編
おはようございます。
趣味はアマゾンのレビューを読むこととウクレレ練習中。
おちくんです。
今回は5月5日、6日に行った初キャンプについて書きます。
行ったのは武甲オートキャンプ場。
埼玉県の秩父市と横瀬の境にある武甲温泉に隣接するキャンプ場です。
実を言うと、キャンプを決行する予定は最初はありませんでした。
2歳の次男は生まれつき心臓に病気があり、9月に手術をしました。これまでの外出は全て酸素ボンベを持って行ったので、重いわかさばるわ絡まるわで、本当に邪魔でした(笑)。
3月の術後カテーテル検査で酸素を取ってもいいよ!と言われたものの、手術後ムンテラ時、おちくんはお医者さんにこんな質問をしていました。
おち「先生!手術が上手く行ったのなら旅行に行ってもいいですかな!」
先生「いいですよ。どんどん連れて行ってあげて下さい。」
おち「キャンプに行ってもいいですかな!」
先生「キャンプは、控えた方がいいかもしれませんね。」
おち「・・・・・・・。」
先生「・・・・・・・・・・お父さんどうかしましたか?」
おち「・・・・・・・・・・・・・別に。(ありがとうございました。)」
この時期はまだ寒く、術後半年は体力も弱っているとのこと。それ以上は聞きませんでした。
半年経って酸素が外れ、幼稚園プレにも行き始め、水泳以外の活動制限もなく、おかげさまですくすくと元気になってきました。
そんなこんなで、ママと相談して、ゴールデンウィークに、宿泊施設が併設されているキャンプ場という条件付きで、家族キャンプをすることになったのです。
行くことを決めたのが4月22日だったので、キャンプ場の予約はどこも満杯。
ロッジを併設しているところやホテルが近いキャンプ場が軒並み埋まっている中、この武甲オートキャンプ場はなんとか空いていました。
しかしここで問題が発生!
武甲温泉の宿泊施設は、母+二歳児の二人では泊まれないとのこと。食事代が取れないからかなー??
おちくんは考えます。
長男も宿泊させる?いやそれでは家族キャンプの意味がなくなってしまう。大人二人子供二人寝られるテントをわざわざ買ったのにソロキャンプになってしまうなんてなんだかわびしい!
絶対長男も巻き添えにしてやる!!!
↑キャプテンスタッグの寝袋で遊ぶ長男。
妻の元同級生のSさん母娘を誘い、一緒に宿泊をお願いしたところ、快くOKして下さいました。これでどうにか泊まれるわー。
Sさんとは面識あるけど、僕は人見知りなので僕の仲良し同僚ピュア君にも着いて来てもらうことにしました。これでメンタル面は安心・・・。
安心したところで、キャンプ場のサイトを見ながらしおりを作ります。備えあれば憂い無しです。
ふーむ・・・カチャカチャ
電源なし。トイレ炊事場あり。温泉利用は800円。サイト代5000円。車追加500円、か・・・。
つ、強気な値段設定だ。電源無しだと4000円のところが多いのに。しかも温泉は割引も無い。宿泊の方で8000円掛かってしまうので(宿泊は温泉利用出来るけど一回のみ。)横瀬の駅から近いので、土地価格的な問題もあるのだろうか。貧乏おちやまには辛いところだけど、せっかくのGWだもん!贅沢は言えない。
しかも画像検索してもなかなか「わあ〜っ行きたい☆」って画像があんまり出てきません・・・。
「川遊びは出来ますが下流の方は生活排水が流れてますので遊ぶなら上流の方がいいですよ」という記事を見たあたりから、なんだか心配になってきました。
行っても皆が全然楽しくなかった、もう行かない!になってしまったらどうしよう・・・今後のキャンプが全てソロになってしまいます。僕は自然があって、焚火出来て、ビールが飲めれば後は何もいらないですが、他の皆はそうじゃないもんね。
よーし!綿密に計画を立てます。近くに観光地があることもわかりました。飽きたら最悪子供達はそこへ行けばいい。カチャカチャ検索。
「羊山公園で満開の芝桜。GWが満開の予想」
なるほどなるほど。カチャカチャ検索。
「県道299、104は例年大渋滞します」
なるほどなるほど。カチャカチャなにいーーーーー
あ、危なかった、11時に着けばいいやと思ってたが、渋滞に巻き込まれたら夕方になっちゃうよ。
予定を変更して朝早く出るざんすー。
『ポコリン♪』
ん?LINEの着信。ピュア君からだわ。
ピュア君「オレオレ!5日の朝何時に出る?」
おちくん「ああ、8時には出ようかと。」
ピュア君「オレ夜勤明けなんだ☆最速10時半に終わる」
おちくん「ああそう、ってなにいーーーーー
どうなるの、初キャンプ・・・
②準備編へつづく
趣味はアマゾンのレビューを読むこととウクレレ練習中。
おちくんです。
今回は5月5日、6日に行った初キャンプについて書きます。
行ったのは武甲オートキャンプ場。
埼玉県の秩父市と横瀬の境にある武甲温泉に隣接するキャンプ場です。
実を言うと、キャンプを決行する予定は最初はありませんでした。
2歳の次男は生まれつき心臓に病気があり、9月に手術をしました。これまでの外出は全て酸素ボンベを持って行ったので、重いわかさばるわ絡まるわで、本当に邪魔でした(笑)。
3月の術後カテーテル検査で酸素を取ってもいいよ!と言われたものの、手術後ムンテラ時、おちくんはお医者さんにこんな質問をしていました。
おち「先生!手術が上手く行ったのなら旅行に行ってもいいですかな!」
先生「いいですよ。どんどん連れて行ってあげて下さい。」
おち「キャンプに行ってもいいですかな!」
先生「キャンプは、控えた方がいいかもしれませんね。」
おち「・・・・・・・。」
先生「・・・・・・・・・・お父さんどうかしましたか?」
おち「・・・・・・・・・・・・・別に。(ありがとうございました。)」
この時期はまだ寒く、術後半年は体力も弱っているとのこと。それ以上は聞きませんでした。
半年経って酸素が外れ、幼稚園プレにも行き始め、水泳以外の活動制限もなく、おかげさまですくすくと元気になってきました。
そんなこんなで、ママと相談して、ゴールデンウィークに、宿泊施設が併設されているキャンプ場という条件付きで、家族キャンプをすることになったのです。
行くことを決めたのが4月22日だったので、キャンプ場の予約はどこも満杯。
ロッジを併設しているところやホテルが近いキャンプ場が軒並み埋まっている中、この武甲オートキャンプ場はなんとか空いていました。
しかしここで問題が発生!
武甲温泉の宿泊施設は、母+二歳児の二人では泊まれないとのこと。食事代が取れないからかなー??
おちくんは考えます。
長男も宿泊させる?いやそれでは家族キャンプの意味がなくなってしまう。大人二人子供二人寝られるテントをわざわざ買ったのにソロキャンプになってしまうなんてなんだかわびしい!
絶対長男も巻き添えにしてやる!!!
↑キャプテンスタッグの寝袋で遊ぶ長男。
妻の元同級生のSさん母娘を誘い、一緒に宿泊をお願いしたところ、快くOKして下さいました。これでどうにか泊まれるわー。
Sさんとは面識あるけど、僕は人見知りなので僕の仲良し同僚ピュア君にも着いて来てもらうことにしました。これでメンタル面は安心・・・。
安心したところで、キャンプ場のサイトを見ながらしおりを作ります。備えあれば憂い無しです。
ふーむ・・・カチャカチャ
電源なし。トイレ炊事場あり。温泉利用は800円。サイト代5000円。車追加500円、か・・・。
つ、強気な値段設定だ。電源無しだと4000円のところが多いのに。しかも温泉は割引も無い。宿泊の方で8000円掛かってしまうので(宿泊は温泉利用出来るけど一回のみ。)横瀬の駅から近いので、土地価格的な問題もあるのだろうか。貧乏おちやまには辛いところだけど、せっかくのGWだもん!贅沢は言えない。
しかも画像検索してもなかなか「わあ〜っ行きたい☆」って画像があんまり出てきません・・・。
「川遊びは出来ますが下流の方は生活排水が流れてますので遊ぶなら上流の方がいいですよ」という記事を見たあたりから、なんだか心配になってきました。
行っても皆が全然楽しくなかった、もう行かない!になってしまったらどうしよう・・・今後のキャンプが全てソロになってしまいます。僕は自然があって、焚火出来て、ビールが飲めれば後は何もいらないですが、他の皆はそうじゃないもんね。
よーし!綿密に計画を立てます。近くに観光地があることもわかりました。飽きたら最悪子供達はそこへ行けばいい。カチャカチャ検索。
「羊山公園で満開の芝桜。GWが満開の予想」
なるほどなるほど。カチャカチャ検索。
「県道299、104は例年大渋滞します」
なるほどなるほど。カチャカチャなにいーーーーー
あ、危なかった、11時に着けばいいやと思ってたが、渋滞に巻き込まれたら夕方になっちゃうよ。
予定を変更して朝早く出るざんすー。
『ポコリン♪』
ん?LINEの着信。ピュア君からだわ。
ピュア君「オレオレ!5日の朝何時に出る?」
おちくん「ああ、8時には出ようかと。」
ピュア君「オレ夜勤明けなんだ☆最速10時半に終わる」
おちくん「ああそう、ってなにいーーーーー
どうなるの、初キャンプ・・・
②準備編へつづく
2014年05月21日
早くキャンプ日記書きたいのにー
うーん・・・。
昨夜PCからブログを更新しようと思ってしこしこ書いていたのですが・・・
何度画像をリサイズしても2000kb以下にならず・・・
イライラして結局寝てしまったでござる・・・。
GWの初キャン日記を書きたいのになあ・・・。
仕方なくiPhoneからかんたん投稿。
もうちょっと勉強してみます・・・。
↑ツーバーナーとスキレットでお肉を焼いてくれる長男。
4月のお花見の時の写真です。
とても楽しそうだったので、これはアウトドアクッキングにハマるに違いない!
と、思ってキャンプにいったのに・・・
あんなことになるなんて・・・
つづく
昨夜PCからブログを更新しようと思ってしこしこ書いていたのですが・・・
何度画像をリサイズしても2000kb以下にならず・・・
イライラして結局寝てしまったでござる・・・。
GWの初キャン日記を書きたいのになあ・・・。
仕方なくiPhoneからかんたん投稿。
もうちょっと勉強してみます・・・。
↑ツーバーナーとスキレットでお肉を焼いてくれる長男。
4月のお花見の時の写真です。
とても楽しそうだったので、これはアウトドアクッキングにハマるに違いない!
と、思ってキャンプにいったのに・・・
あんなことになるなんて・・・
つづく
2014年05月18日
タープを一人で張った。
むはー・・・ おちくんです。
今日はいい天気でしたね。
そして夏日でしたね。
昨日から義妹が泊まりに来ていて、我が家はただでさえ大人数なのにさらにわんさか賑やかでした(笑)。
パパと長男は乗れるようになったばかりの自転車を転がす為に近所のA公園へ。
しかしA公園は遊具がぜーんぜん無いので、次男と義妹の娘はママ二人とB公園へ。
しばらく自転車で走る長男と併走して走ってましたが、だんだんバテてきたので休憩。
いい天気だし、YouTubeで拝見した、こちらの一人でタープを張る方法を丁寧に解説されている動画を参考にさせて頂いて、キャプスタのタープを一人で張ってみることにしました!
↓
結果。
↓
う、美しい! いつも苦労してたのに10分くらいで張れました!そして公園でも意味無く目立ちました!(15分後そそくさと撤収)
キャプテンスタッグのオルディナヘキサタープさんです!
僕がこのタープを買ったのは4年くらい前です。楽天で買いました。
上のamazonのレビューにもあるように、今では割と使ってる人が多いようですが、
当時の楽天ではみーんなコールマンのいいヘキサタープを買ってたみたいです。当然僕も欲しくなりましたが、
・・・分相応に予算を決めて購入しました。初めてのBBQの為にコンロに炭にタープに椅子に・・・色々買わなきゃいけなかったので。
別売りでポールを買うとスクエアタープみたいに出来るみたいです。是非やりたいなあー。
アルミのポールが軽くていいと思うのですが、スチールでいいならコスパがいいのはこれらしいです。 ↓ 今度買います。
今日はいい天気でしたね。
そして夏日でしたね。
昨日から義妹が泊まりに来ていて、我が家はただでさえ大人数なのにさらにわんさか賑やかでした(笑)。
パパと長男は乗れるようになったばかりの自転車を転がす為に近所のA公園へ。
しかしA公園は遊具がぜーんぜん無いので、次男と義妹の娘はママ二人とB公園へ。
しばらく自転車で走る長男と併走して走ってましたが、だんだんバテてきたので休憩。
いい天気だし、YouTubeで拝見した、こちらの一人でタープを張る方法を丁寧に解説されている動画を参考にさせて頂いて、キャプスタのタープを一人で張ってみることにしました!
↓
結果。
↓
う、美しい! いつも苦労してたのに10分くらいで張れました!そして公園でも意味無く目立ちました!(15分後そそくさと撤収)
キャプテンスタッグのオルディナヘキサタープさんです!
僕がこのタープを買ったのは4年くらい前です。楽天で買いました。
上のamazonのレビューにもあるように、今では割と使ってる人が多いようですが、
当時の楽天ではみーんなコールマンのいいヘキサタープを買ってたみたいです。当然僕も欲しくなりましたが、
・・・分相応に予算を決めて購入しました。初めてのBBQの為にコンロに炭にタープに椅子に・・・色々買わなきゃいけなかったので。
別売りでポールを買うとスクエアタープみたいに出来るみたいです。是非やりたいなあー。
アルミのポールが軽くていいと思うのですが、スチールでいいならコスパがいいのはこれらしいです。 ↓ 今度買います。
2014年05月18日
貧乏でもアウトドアがしたい・・・
初めましておちくんです。
ブログ始めました。
これからどうか、よろしくお願いします。
うちの家族構成は、妻と長男(6歳)、次男(2歳)、黒猫が一匹。
さらに、妻の弟と母親と祖母と犬一匹と同居している大家族なのです!
しかし2歳の次男は生まれつき心臓の病気があり、今年の3月までは酸素ボンベをつけなければ外出も出来ませんでした。手術が上手くいって酸素は外れましたが、妻は専業主婦してます。
・・・ま、そんなわけであんまり余計なお金使わずに!皆様のブログを楽しく読ませて頂きながら、アウトドアの勉強をしつつ、キャンプや焚火やBBQが出来たらいいな!って思います!
おちくんが愛用してるイワタニのツーバーナーCB-7E-Mです。ま、とにかく安かったんです。4980円くらいだったと思います。ホットサンドメーカー、バウルー。2300円くらいでした。
ブログ始めました。
これからどうか、よろしくお願いします。
うちの家族構成は、妻と長男(6歳)、次男(2歳)、黒猫が一匹。
さらに、妻の弟と母親と祖母と犬一匹と同居している大家族なのです!
しかし2歳の次男は生まれつき心臓の病気があり、今年の3月までは酸素ボンベをつけなければ外出も出来ませんでした。手術が上手くいって酸素は外れましたが、妻は専業主婦してます。
・・・ま、そんなわけであんまり余計なお金使わずに!皆様のブログを楽しく読ませて頂きながら、アウトドアの勉強をしつつ、キャンプや焚火やBBQが出来たらいいな!って思います!
おちくんが愛用してるイワタニのツーバーナーCB-7E-Mです。ま、とにかく安かったんです。4980円くらいだったと思います。ホットサンドメーカー、バウルー。2300円くらいでした。