こんばんわ、おちくんです。
この場を借りてお詫びします。
おちくんはまさか自分の記事にコメントが着いていたと思わず、コメントを頂いた方へのレスポンスが、最大20日も遅れてしまいました・・・。
masa44様、ラグ様、よっちゃん、本当に申し訳ありませんでした。そして、コメントありがとうございました。こんな抜けてる僕ですが、ご容赦頂けるなら、今後ともどうかよろしくお願いします・・・。
さて、初キャンプのレポの続きを書こうと思ったのですが、誰も読まないと思ったのでやっつけで書いてしまいました。
それではやはり失礼と思い、レポ③は下書きにして、(下書き機能があることも今朝知りました)キャンプ②でも紹介した空缶ストーブのその後をレポしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーー
5月28日夜。
家に帰ると長男が泣き喚いていた。
どうも、水疱瘡になってしまったようです。
29日にお友達の家に遊びに行くことを楽しみにしていたので、お友達の家に行きたいとごねているようでした。
かわいそうに・・・。
パパが河原に連れて行ってあげようね。
ママ「ダメに決まってるでしょ。」
・・・ですよね。
そんなわけで29日と30日、せっかくシフトで連休にしていたにも関わらず、家族サービスの機会は無くなってしまい、お家の掃除をしたり、模様替えをしたり、マリオカートで長男にボコボコに負けたりしながら29日を過ごしました。
おちくんの住む埼玉県には竜巻警報が出るなど、穏やかでない天気予報を見ながら、おちくんは考えていました。
ぴやっと河原に行って、ささっと薪を燃やして、にょそっと帰ってきたらどうだろうか・・・。
おちくんは奥様に言いました。
おちくん「夜河原に行ってきてもいいかな。」
ママ「行けば。」
・・・。
許可が出ました!
さっそくP君にLINEをします。
おちくん「焚火するから来て欲しいざんす」
P君「いいとも!」
許可が出ました!P君はいつでも仕事のシフトがあえばいいともなのです!嬉しいな嬉しいな。
しかし、特にアウトドアに傾倒している訳でもないP君と二人では幾分テンションに差が出ます。
知っての通り僕はコミュ障なので友達が少ないです。そんな中比較的声をかけやすい、職場の厨房で働くKさんにLINEします。
おちくん「前にもらって穴を空けただけの空缶で焚火するから夜河原に来て下さい」
Kさん「相変わらず唐突だな。失礼ややつめ。俺明日4時出勤なんだぞ」
おちくん「・・・そこをなんとか。では夜でなく17時にします。P君も来ます。」
Kさん「うーん、しゃあねえな。了解。」
おちくん「ありがとう(えらそうなやつめ)」
16時。水疱瘡の長男を心配して少し早く来てくれたP君。
ご丁寧にマカロンを頂きました。いいやつだなーホント。
僕はマカロン嫌いなので食べませんでしたが。
長男に大人二人がマリオカートでボコボコに負けた後、P君とおちやま家を出発。近くのスーパーでKさんを拾う。
Kさんあんまり乗り気じゃなかったくせに、魚を焼こうぜ!とか蛸を焼こうぜ!とか、色々と食材を焼いて食べようみたいなことを言い出す。
僕としては火力は前のキャンプでなんとなくわかってたし、火のつく速さとか煙が出ないかとかそういうの見られればいいと思ってたので、ウィンナーとミニミニラーメンしか籠に入れなかったんですが、Kさんはやれタケノコが美味いだの、豚は危ないから牛肉買おうだの、
おいおい、BBQやる気ですか!
(乗り気じゃなかったくせに)
まあ一応網も持って来たので、せっかくだからーってんで、ちょっといいソーセージと、アスパラ、タケノコ、ピーマン、それとP君のリクエストで牛タン(タイムセールだったの)を買いました。
河原に到着。
誰もいない。
早速、改良原市場コンロを取り出します。
改良と言っても、穴を一列半増やしただけです。
キャプスタの廃盤品、「グラン焚火台」
みたいなワイルドさを目指しました!
隣にバーゴも置いてみました。
では・・・
新聞紙を井桁に組んで、
井桁に・・・
いげた・・・
井桁に組めない・・・
ま、真ん中空気が通ればいいっしょ!
もたもたしてたら日が暮れるっしょ!
着火するっしょ!
枯れ草入れるっしょ!
小枝入れるっしょ!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ燃えたーっ!
バーゴそっちのけで原市場コンロにみんな夢中!
薪があっという間に灰になってしまいます。
うーん・・・???
煙が出ないのはちゃんと燃焼してる証だと思うので、焚火缶としてはまずまずだと思うのですが、これだとまたすぐに灰で空気穴が詰まってしまうんではないか??
Kさん「いい感じになったから野菜焼こうぜ。おちくん炭無いの?」
燃え盛る炎の上に食材置く訳にはいきません。熾火になるのを待つか炭を投入するのがよいと思うのですが・・・
★100均の豆炭(石炭の粉固めたやつ)しかない。
これって、コンロに入れても大丈夫なのなかなあ。
ダッチオーブンの蓋加熱とかに使ってるイメージあるんだけど、燃やしたガスとか有害じゃ無いのかなあー
ううーんわからん!入れてしまえ!(←ググれよ)
ぽいっ
モクモク・・・
なんか少しだけど黒い煙出てるような。
本当に平気かこれ??
そうだ!
河原のあちこちで直火してた跡が悲しいことに点在してるから、そこに炭が落ちてないか見てみよう!
探してみたらあるわあるわ・・・。
嬉しいやら悲しいやら。
河原のゴミ拾いを兼ねておっきな炭も細かい炭も拾って、原市場コンロに投入。(今考えると備長炭が混じってたら危なかった。)
Kさん「炭は入れたがおちくん、団扇は無いの?」
盲点でした。おちくんは団扇を忘れました。
Kさん「なんかあおぐものないのかよ。」
おちくん「座布団なら・・・」
Kさん「なんで座布団が入ってるんだよ・・・」
しばらくおちくんが座布団でバフバフやっていると炭に火がつき、程なくいい感じの熾火になったので、野菜を焼きました。
よっちゃんのブログで教えて頂いたピーマン丸焼きやってみたら、普通に切って開いて焼くのと全然違い、ジューシーでとっても美味しかったです!
ピーマン、アスパラ、牛タン(特売)、蛸・・・
浜焼きしている漁師さんの気分です。
ちなみに調味料はポン酢しかありませんでした。
P君「お塩があると、なお良かったねえ」
おちくん「そうだねえー。でも、美味いね!」
そうこうしているうちにだんだん日が暮れ・・・
星が適当に輝き(写真は無い)・・・
僕はランタンを忘れたことに気づきました・・・。
Kさん「どうすんだよ!真っ暗じゃねえか!」
おちくん「・・・盲点でした。」
P君がiPhoneで照らしてくれる中、おちくんは車の中を漁り、ママが緊急時用に用意していたペン型のLEDを見っけました。
明るくなったけど・・・
何だか雰囲気出ないなあ。
えふぇっ! えふぇっ!
変な音が聞こえます。
えふぇふ!えふぇふ!
・・・エフエフ?(僕はⅢ派です)
P君「えふぇしょ!えへぇーっしょ!」
P君でした。
おちくん「どうしたP君。寒いの?」
P君「やー、この鼻水の垂れ方は、花粉症だな。ずびびー」
そういえば前のキャンプの時も彼はこんなくしゃみを、していました。
あの時は周りが森だったからかと思っていたのだけれど・・・このなーんも無い河原で発症するということは・・・??
僕はダンボールに入っている会社の裏に生えていた杉を切った物に目をやりました。
おちくん「えと、お、お大事に。」
Kさん「その薪が原因だろ!」
おちくんも流石に気づきました。
申し訳なく思ったおちくんはイワタニジュニアバーナーでお湯を沸かし、皆にミニミニラーメンを振る舞います。
お外で食べるラーメンは、
なあんでこんなに美味しいんだろ♪
P君のくしゃみは少なくならないけど、薪が少なくなり始めた頃。
なんだか煙がちょこちょこあがるようになりました。
不完全燃焼?
P君の鼻水ティッシュを投入したのが原因!ではなさそう。
そうか、灰が溜まったんだ。キャンプの時もあったな。
コンロは小さく、杉はすぐに燃え尽きてしまうのか、やたら灰が溜まってしまうのでした。
市販の焚火台であれば、灰受けがあり、そこから灰を出すことが出来ますが、原市場コンロには穴しかありません。これは盲点でした。
おちくん「Kさん、そのコンロ持ってひっくり返してくれませんか。」
Kさん「わかった。よいしょ。って出来るか!熱いっつの!お前がやれよ!」
原市場コンロは持ち手が無いので触ることが出来ません。
これも盲点でした。
おちくんはおもむろにリュックの中を漁り・・・・あれ?
またチャックを閉めて車に戻しました。
おちくん「プライヤーも忘れた」
Kさん「何が入ってるんだよ!そのでかいリュックは!」
おちくん「折りたたみ笠と、ノートと、エコバッグと、ゴミ袋と、イワタニジュニアバーナーと、バーゴと、ノコギリ。あと肉トングといろはすのペットボトル。」
Kさん「・・・本当に役に立たんやつめ。」
おちくん「ジュニアバーナーはあってよかったでしょ。」
結局軍手を重ねて着用し、薪を出して灰だけをバケツにひっくり返しました。
おおー、結構入ってた。灰だけに。
・・・・。
一陣の風が吹き、LEDの電池が切れました・・・。
ま、こんなもんだろう。
時刻は20時半。そろそろ残った薪でソーセージ焼いて食べて退散っしょ!
そう思っていたらスマホのライトでダンボールを照らしていたKさんが何かに気づきました。
Kさん「おちくん、このぶっとい木は何?」
Kさんが見つけたのは僕がキャンプの帰りに拾ったなんな長くて太くて硬くて重い薪でした。
Kさん「この長くて太くて硬いの燃やそうぜ。ノコギリ貸してよ。」
おちくん「えっ、Kさんの長くて太くて硬い物をノコギリで切って燃やすんですか? そーゆーの間に合ってますから一人でおやんなさい。」
Kさん「バカが!お前の細くて短くて柔らかい薪を切ってやろうか!!!」
おちくん「間に合ってます。」
何と無く一度取ったソーセージを皿に戻しました。
最後に燃やしたその薪は、いい薪だったみたいです。
コンロが小さいので切らなければいけなかったけど、長く燃えて、煙も出ませんでした。そしてKさんが狭い缶の中でコロコロ転がしてくれたおかげで、しっかり灰になりました。
P君「燃やしたね。」
おちくん「うん燃やしたなー。満足だ。」
Kさん「灰を出す穴が必要だな。空気もより取り込めるからしたの方に空けるといいな。あと、やっぱり薪はいい薪じゃないとダメだ。火は一度着いたらあんまり動かさない方がいいなんて言う人もいるけど、ある程度ちゃんと火のお世話をしてあげなきゃダメなんだよ、おそらく。」
・・・Kさんが勝手に反省会を始めたので僕とP君は片付けを始めました。消し炭も濡れた新聞紙に包んで持って帰りましたよ。(その後もう一度水に一晩つけてからゴミに出しました)
原市場コンロは言うなれば火遊び道具の部類。薪を割ったり足したり、手を掛けることが面白い。(バーゴほったらかしだったけど)
キャンプで焚き火を囲みながら、自然を感じながら、家族や、友達と色んな話がしたいなら・・・安定して燃える逆四角錐の焚き火台が必要なのかなあ・・・と感じました。
おしまい。